2007年08月30日

友人フリッツの婚礼祭1

友人フリッツの婚礼祭(Mariage de l’Ami Fritz)1

簡単な紹介

今回はアルザスワイン街道(Route des vins d’Alsace)の北端に位置するマルレンハイム(マルレンアイム) (Marlenheim)の「友人フリッツの婚礼(Mariage de l’Ami Fritz)祭」をご紹介します。

エルクマン・シャトリアン作の小説「友人フリッツ」をもとにしたこのお祭りは、19世紀後半の伝統的な田舎の結婚式を再現しているもので、1973年からマルレンハイムで開催されています。
毎年8月14日に前夜祭、15日に結婚式と披露パレード。

見どころ

14日のオーケストラのコンサート、フォークロアダンス、花火は見学無料。
15日のブラスバンドのコンサート、フォークロアダンス、婚礼祭、パレードは見学無料。
両日とも仮設レストランや屋台が並び、アルザス料理のひとつタルトフランベやアルザスビール、アルザスワインが味わえます(有料)。

15日は特産品を販売する露店や伝統工芸や職人技術を紹介するコーナー、仮設遊戯設備などもあり、小さな子どもからお年寄りまで1日中楽しく過ごすことができます。
パレードでは地元マルレンハイムのフォークロアグループだけでなく、他の市町村のフォークロアグループも参加するので、それぞれに特徴のある民族衣装を見ることができます。

fritz1.jpgヴェストホッフェン(Westhoffen)のフォークロアオーケストラ(前夜祭)。






fritz2.jpg地元マルレンハイムのフォークロアダンスグループ「レ・リス(Les Lys)」(前夜祭)。






fritz3.jpg衣装の紹介も。これはブドウ栽培者の衣装(前夜祭)。







fritz4.jpgセレモニーの1シーン。







fritz5.jpg教会から出てきた新郎新婦の披露パレード。







fritz6.jpg広場は見物客でいっぱい。







fritz7a.jpg婚礼家具を載せた馬車(正面)。







fritz7b.jpg婚礼家具を載せた馬車(うしろ)。







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アルザスのお祭り

アルザスのお祭り

年間を通じて各地で様々なお祭りがありますが、初夏から秋にかけて特に多くの市町村で地元色の豊かなお祭りが見られるほか、クリスマスシーズンはあちこちでクリスマスのイベントが楽しめます。例えば・・・

6月

クグロフ祭り(Fête du Kougelhopf)
開催地:リボーヴィレ(Ribeauvillé)

st_jean.jpg6月は夏至の頃に聖ヨハネの火祭り(Feux de la St Jean)、21日は音楽祭(Fête de la musique)がフランス各地で開催され、アルザスでも多くの市町村で行われます。





7月
escargot.jpgエスカルゴ祭り。







ワインフェア(Foire aux Vins)
開催地:バール(Barr)、リボーヴィレ(Ribeauvillé)

ワイン祭り(Fête du Vin)
開催地:ヴァンゲン(Wangen)、キーンツハイム(Kientzheim)、ヴェットルスハイム(Wettolsheim)

ピノ・ノワール祭り(Fête du Pinot noir)
開催地:ロデルン(Rodern)

フォークロアの夕べ(Soirée folklorique)
開催地:オルシュヴィール(Orschwihr)

ゲヴュルツトラミネール祭り(Fête du Gewurztraminer)
開催地:ベルグハイム(Bergheim)

グラン・クリュの夕べ(Nuit des Grands Crus)
開催地:エギスハイム(Eguisheim)

エスカルゴ祭り(Fête de l’Escargot)
開催地:ロスハイム(Rosheim)

夏の夜の夢のショー(Rêve d’une Nuit d’été)
これは村祭りではなく有料のスペクタクル。
開催地:ヴィレ(Villé)

8月

クレマン(アルザスの発泡ワインの名称)の夜(Folles Nuits du Crémant)
開催地:クレーブール(Cleebourg)

ワイン祭り(Fête du Vin)
開催地:アンドロー(Andlau)

ワインフェア(Foire aux Vins)
開催地:オベルネー(Obernai)、ダンバッハ・ラ・ヴィル(Dambach-la-Ville)

アルザスワインフェア(Foire aux Vins d’Alsace)
開催地:コルマール

友人フリッツの婚礼祭(Mariage de l’Ami Fritz)
開催地:マルレンハイム(Marlenheim)

花の山車祭り(Corso Fleuri)
開催地:セレスタ(Sélestat)

リースリング祭り(Fête du Riesling)
開催地:シェールヴィレー(Scherwiller)

ブドウ栽培者祭り(Fête des Vignerons)
開催地:エギスハイム(Eguisheim)

ホップ祭り(Fête du houblon)
開催地:アグノー(Haguenau)

ビール祭り(Fête de la bière)
開催地:シルティグアイム (Schiltigheim)

砂糖祭り(Fête du sucre)
開催地:エルシュタイン (Erstein)

シュークルート祭り(Fête de la Choucroute)
開催地:ガイスポルスハイム (Geispolsheim)

7、8月はストラスブール市内で多くのイベントと夜の特別なイルミネーションが楽しめます(別の記事でご紹介します)。

9月

vendange.jpgブドウの収穫祭。







中世音楽祭り(Pfifferdaj - Fête des Ménétriers)
開催地:リボーヴィレ(Ribeauvillé)

ワイン新酒祭り(Fête du Vin Nouveau)
開催地:サン・イポリット(St Hippolyte)、ヴュエンハイム(Wuenheim)

ブドウ収穫祭(Fête des Vendanges)
開催地:クレーブール(Cleebourg)

10月

ブドウ収穫祭(Fête des Vendanges)
開催地:バール(Barr)、マルレンハイム(Marlenheim)

秋のワイン祭り(Fête d’Automne)
開催地:オベルネー(Obernai)

ワイン新酒祭り(Fête du Vin Nouveau)
開催地:ミッテルベルグハイム(Mittelbergheim)、イッテルスヴィレー(Itterswiller)

12月

聖ニコラウスマーケット(Marché de Saint Nicolas)または聖ニコラウス祭り
開催地:アルトキルシュ(Altkirch)、コルマール、アグノー(Haguenau)、ローシュヴィール(Rorschwihr)、インゲルスハイム(Ingersheim)、ラプートロワ(Lapoutroie)、Zレスタ(Sélestat)、ヴィッテンハイム(Wittenheim)など

クリスマスマーケット(Marché de Noël)
開催地:ストラスブール、コルマール、ミュルーズ、リックヴィール(Riquewihr)、リボーヴィレ(Ribeauvillé)、アグノー(Haguenau)、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)、モルスハイム(Molsheim)など
(クリスマスについては別の項目でご紹介します)。

2月〜3月はストラスブール、コルマール、ミュルーズなどでカーニバルが行われます。
ミュルーズのカーニバル

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タグ:お祭り
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2007年08月21日

ブログリー広場(Place Broglie)界隈

ブログリー広場(Place Broglie)界隈

ブログリー広場外側大聖堂から徒歩3分ぐらいの所に位置するブログリー広場は、アルザスを統治していたフランソワ・マリー・ブログリー元帥(1671-1745)によって18世紀に建設され、19世紀からクリスマスマーケットが開かれています。
この広場を囲むようにして市庁舎、フランス銀行ストラスブール支店、オペラ座があります。


ストラスブール市庁舎市庁舎。5月〜9月は民事婚の結婚式をあげたばかりのカップルと立会いの家族・友人が市庁舎から出てくるところをよく見かけます。





ルージェ・ド・リールディートリッヒ


1792年、ルージェ・ド・リールは現在のフランス国家「ラ・マルセイエーズ」となる「ライン軍のための軍歌」をディートリッヒ市長の家で披露しました。市長の家があった場所には現在フランス銀行ストラスブール支店があります。ルージェ・ド・リールとディートリッヒ市長の横顔のレリーフが壁にとりつけられています。

ケレルマンストラスブール出身のフランソワ・クリストフ・ケレルマン元帥(1735-1820)の像。








ルクレール第二次世界大戦においてノルマンディー上陸作戦に参加しパリとストラスブールの解放に成功したフィリップ・ルクレール将軍(1902-1947)の像。








ブログリー広場毎週水曜日と金曜日に市が立ちます。







オペラ座オペラ座の正式名称は「Opéra national du Rhin」。Rhinはライン川の意味です。中にカフェがあって、天気のいい日はテラス席も。



オペラ座裏側オペラ座裏側。バラ色砂岩が美しい。






コメディー通り今日は市庁舎横の狭い道コメディー通り(Rue de la Comédie)からジュイフ通り(Rue des Juifs)へと向かいましょう。ジュイフとはユダヤ人の意味。





シャルパンティエ通りコメディー通りはシャルパンティエ通り(Rue des Charpentiers)に続いています。シャルパンティエとは大工の意味。





ジュイフ通り1ジュイフ通りはブログリー広場と大聖堂の間に位置しています。






ジュイフ通りブティックジュイフ通りにはおしゃれなブティックがたくさん。







フェザン通りこのあたりは狭い道が多く、建築様式もプティット・フランス地区とは異なる独特の雰囲気が広がっています。




posted by ミラベル at 21:39| パリ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | ストラスブール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

プティット・フランス(Petite France)3

プティット・フランス(Petite France)3


水車通り(Rue des moulins)

プティット・フランス東側のムーラン通り(Rue des moulins)を通ってサン・トマ(Saint Thomas)教会方面へ向かう途中のサン・マルタン橋(Pont Saint Martin)界隈までの散歩コースをご紹介します。ムーランとは風車または水車を意味します。

petitefrance9.jpgRue des moulins







glacieres.jpg19世紀の製氷所。現在は4ツ星ホテル。







petitefrance11.jpg運河に面したテラスで食事ができるレストラン。







tjp1.jpg主に子供向けの公演を行っている劇場。







ecole_thomas.jpgこの目立つ建物は幼稚園・小学校。



posted by ミラベル at 23:31| パリ 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ストラスブール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プティット・フランス(Petite France)2

プティット・フランス(Petite France)2

ポン・クヴェール(Ponts Couverts)
pontscouverts1.jpgポン・クヴェールとは屋根付き橋という意味で、18世紀まで屋根がついていたのでこの名が残っている。14世紀に建築された塔が4つあるが、これは防衛のための城壁で一続きになっていた。




pontscouverts4.jpgポン・クヴェールと書いてあります。







ヴォーバンの堰(Barrage Vauban)
vauban1.jpgポン・クヴェールから数メートル離れた所にあるヴォーバンの堰は、1690年頃にヴォーバンの設計により建築されたもので、その目的は防衛対策として必要があれば市内南部に水を氾濫させるためであった。

7月14日の革命記念祭の花火はここで行われます。


pontscouverts3.jpgヴォーバンの堰の見晴台からはポン・クヴェールと4つの塔、大聖堂などストラスブールのパノラマが広がる。見晴台は無料。普通のサイズの1枚の写真に4つの塔を同時に撮影するのは難しいので、是非現地にお越しいただき実際の風景をご覧頂ければと思います。



pontscouverts2.jpg








vauban2.jpgヴォーバンの堰の1階部分は長い廊下のようになっていて、両側に古い彫刻や石像などが置かれています。ただし説明の表示などはありません。





artmoderne1.jpg1998年にオープンした近現代美術館が見えます。







ena.jpgこちらはENA(フランス国立行政学院)。







petitefrance8.jpg運河にせり出したテラス。ポン・クヴェール横のレストラン。



posted by ミラベル at 22:19| パリ 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ストラスブール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プティット・フランス(Petite France)1

プティット・フランス(Petite France)1

petitefrance2.jpgかつては漁師、粉屋、なめし皮職人が住んでいた地区で、16〜17世紀のコロンバージュ(英語:ハーフティンバー)造りの家が密集している。
小さなフランスという意味のプティット・フランスという名は、かつてフランソワ1世(1494-1547)の病気の兵士たちのための病院があり、この病気をフランス病と呼んでいたため(当時ストラスブールは神聖ローマ帝国に属していた)付けられた。


petitefrance1.jpg右のコロンバージュ造りの家は、1572年に建築されたなめし皮職人の家(Maison des Tanneurs)で、現在はアルザス料理が味わえるレストラン。この写真に写っている歩行者用の橋は、船が通過するときに橋が横に移動します。




petitefrance10.jpg段差のある場所では、運河の水位を調節して船が通過できる仕組みになっています。






petitefrance5.jpg壁の色も家によって違いますが、木組みの交差模様も様々。







petitefrance6.jpg運河沿いの家並みが水面に映ってとてもきれいな風景。








petitefrance7.jpgアルザスのシンボルこうのとりの飾り。








pl_be_zix.jpg小さな教会があるバンジャマン・ズィックス広場(Place Benjamin Zix)。クリスマスシーズンはこの広場にもクリスマスマーケットができます。






アクセス
駅から徒歩7、8分。
トラムならA線かD線でLangstross Grand’Rue下車。あるいはB線かC線でAlt Winmarik下車。



posted by ミラベル at 21:07| パリ 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ストラスブール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする